【読書】人間+マシン AI時代の8つの融合スキル(1)
初の読書記事。
はじめに決めたんですが、読み終わってなくても書く。とりあえず今日読み始めたので書く。
就活イベントでもらった図書カードを握りしめ本屋へ。そこで数十分悩むも買いたい本が見つからず。最後に少し表紙が気になったのがこれ。
「人間+マシン AI時代の8つの融合スキル」
理系的なSF的な感じじゃなくて、ビジネス的側面からみた機械、AIについて。なかなか需要低そうだなと思いながら読み始める。
本書によると、今“第3の波”が来ているらしい。第1の波が、「プロセスの標準化」。工場の中に製造ラインを作り、分担作業により生産性を向上したぜと。そして次に第2の波は、「プロセスの自動化」。作業の一部/全部を機械で置き換え、自動化することにより、生産性を上げる。
つまり、第1の波では、様々な技術を要する製品の製造を比較的簡単な作業に分解し、技術者を一般の人によって代替した。そして、第2の波では、機械でできる作業に分解し直し、一般の人を機械によって代替した。
そして第3の波。これを本書では「適応力のあるプロセス」と呼んでいる。これまでの“波”と方向性が異なることが感じられる。第1、2の波では、あくまで作業を簡単化し、よりコストが低い作業者へ代替していった。しかし、第3の波は逆っぽい。適応力がある。つまり認識し、考え、判断し、行動する作業者が求められるということ。コスト高い。
まあ先言っちゃうけど、それが“人間+マシン”だと。
理系学生としては、ビジネス的側面からAIとか機械とか言われてもイメージわからない。
ということで、本書での“AIの定義”をご紹介。
「認識、理解、行動、学習を通じて人間の能力を拡張するシステム」
だそうです。なるほど、AI=人工システムの総称て感じかな。つまりロボットはその中の一部。機械はほぼイコールAIて感じで使われてます。
でも人間+マシンて言われても、どうすりゃいいのよと。そういうのに答えようとしているのが本書みたいです。
人間が機械をどのように拡張するか、機械が人間をどのように拡張するか。そのスキルが以下の8つで、これらをそれぞれ説明してくれるぽい。
・人間性回復スキル
・定着化遂行スキル
・判断プロセス統合スキル
・合理的質問スキル
・ボットを利用した能力拡張スキル
・身体的・精神的融合スキル
・相互学習スキル
・継続的再設計スキル
???て感じじゃないですか?わかるようなわからないような。なんか違和感ある日本語。
その原因はこの本は自動翻訳だから。実はこの本英語で書かれたものなんです。それをこの本のテーマ“人間機械協調”にのっとり、自動翻訳システムと翻訳家による協調作業によって翻訳工数をかなり減らせたそう。だから文章は全然違和感ないけど、ここはすごく違和感。
たぶんですけど、文章だと違和感出るから翻訳家さんが直すけど、箇条書きで名詞形だと、自動翻訳見た翻訳家さんは「まあ合ってるしな、これ以上別にないよな」て機械側に引っ張られるのかなーて。まあ翻訳家さんのみでやったらどうなるかってのがわかんないんでどうしようもないんですけど。
でもいかにも英語っぽい言い回し笑
普通より英語勉強した人としてはおもしろい。
まあそんなことは置いといて。
この本では、次に来るのは“人間機械協調”。AIに仕事がとられるんじゃなくて、AIと協力することで、より生産性があがるよ。むしろそのために人の仕事は増えるよ。という話らしいです。色々事例も出てくるみたいなので楽しみ。
このイントロにもすでに少し事例が出てきてるんですが。機械で人を代替してコスト削減とか思うのが普通じゃないですか。でもそれではうまくいかない。そこを人間機械協調だって人も増やして機械も導入するのが成功への道だって言ってるんですよ。
こんなん富める者がますます富む世界じゃないですか。節約のために動いていたら失敗し、お金あって大きな投資したほうが成功するなんて。人も一緒じゃないですか。恵まれた環境ならチャレンジができ、その結果成功する確率が上がる。
まあ逆に言えば、お金なくても楽しく生きてりゃ、気にせずチャレンジしちゃえば逆転できるぜってことでもあって。
気楽にがんばっていきたいなと。
なんの話だっけ。
この方法いいかも。30分読んだだけでこんだけ書けるし、なんか自分もこれから読むの楽しみになるし、読む目的も明確になる。
何冊かこの方法で読んでよかったらそれも記事にしてみよー。
あとこれまさに普段と別の側面から見る感覚で。技術系の研究だって社会への適用イメージとか考えて研究されてるけど、実際今なにやられてるかとか、なにが必要かってのを考えるのは難しくて。そのヒントになる予感がして楽しみです。